2018年5月9日水曜日

脚に負担をかけ過ぎない

毎朝、ストレッチをするついでに行っていることがある。
それは、「逆立ち」。

始めた動機は、今年始めの胃腸の不調だった。
もしかして内臓の働きが悪くなっているのでは?と思い、
内臓を刺激するために、逆立ちを始めてみたのだ。
自力での倒立は無理なので、壁に向かってではあるが、
最初は10秒ほど、今は30秒ほど出来るようになった。


逆立ちをすると、両腕にかかる体重が、どれほど重いかよく分かる。
私たちの脚は、常に体重を支え続け、毎日過酷な労働に耐えているのだ。
そう思うと、体重をひたすら支えてくれる脚が、
どれほど大切かが良く分かる。
太いとか短いとか言っている場合ではないのだ。


かつての私を含め、多くの方が誤解しているのだが、
立つ、歩くという動作は、脚だけで行うのではない。
本当に身体を支えるのは、腹筋背筋を初めとする体幹の筋肉であり、
脚を前に運ぶのはヒップやハムストリングス、
そして膝、足指を総動員しなければならない。


なのに、多くの方は脚にどっしりと体重をかけて立ち、
歩く時も脚の筋肉だけを使い、ドスドスと踏ん張りながら歩いている。
これが、太腿の張りやししゃも脚の本当の原因なのだ。
要は、毎日脚に負荷をかけながら筋トレしているようなものだ。
これでは、使いすぎている部分の筋肉が発達してしまうのも仕方が無い。

歩くと前腿が痛くなる方は、ほぼ間違いなく前腿で踏ん張りながら歩いている。
かく言う私も、 以前はヒールの有る無しに関わらず
歩くと必ず前腿とふくらはぎの外側が痛かった。


今は、10センチのヒールを履いているが、前腿が痛くなる事は無い。
ふくらはぎの外側が痛むことはあるが、
そういう時は、必ず間違った歩き方をしているので、
間違った歩きの警報となっている。


正しくハイヒールで歩くと、腹筋を引き上げて体幹で支えるので、
脚に負担がかからない。
そして、後ろ足の腿の裏側を使うので、腿の前後の筋肉のバランスが取れてくるのだ。

まさかそんな、と思われるかもしれないが、
現在進行形で人体実験中の私が、最も身体で感じている。
本当に、脚への負担が減ったと思う。


ただし、ハイヒールで正しく歩いた場合のみ、である。
脚の悩みをお持ちの方こそ、ハイヒールに挑戦してみていただきたいと思う。



マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana












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